この物語は、私の実体験を基に妄想的に作られたフィクションですので、登場する人物、団体等は全て架空のものでございます。

〈第31話 「300円ラーメン構想」〉

前回で触れた表題の話を、少し深堀したくなってきました。

自分が年金で生活できるかどうかというのもあるのですが、公務員を34年もやっていて、その間は高い掛金を払っていて、この度日本年金機構という謎の組織から葉書がきて、その通知を鵜呑みにすると、どうやら年金だけで生活できるようです。

そうなると、自分のやりたい屋台ラーメンの「経営」は利益を考えずに「プラマイゼロ」を目指せばいいという発想に繋がってきます。

こういう考え方を持つ年金生活者が増えてくると、市場への影響とかあるんですかねえ。

例えば住宅ローンを払い終えた多くの年金生活者がこの発想で、自宅で飲食店の経営とかを始めて薄利多売のチェーン店を圧倒するような安さで「商売」したらどうなるんだろうかと。

まぁもっとも、駅の近くとか、商業地に家を建てられるような人はそもそもそんなことはやろうとしないでしょうけど。

てか、年金で生活できるのに更にわざわざ働くということもかなり少数派でしょうか。

前回でも述べたのですが、私は自分のためには頑張れず、何かのためとか、誰かのためかとか、役に立ちたいとか、そういう承認欲求的なものがモチベーションになっているから、利益を考えないなんてことを言うのかもしれません。

で、何で屋台かというと、定住でそういうことをやると、近隣の競合相手の脅威になる恐れがあり、かなり精神的なプレッシャーがあってキツイかなと思っています。なるべく「競争」はしたくないのです。

そして、屋台の最大のネックは「キッチンカー」です。安くてもレンタルで月25万も取られるんですね。ただまあ、25万ならば、月25日稼働させるとして、一日あたり1万円で、これに100食分の材料費、光熱水費、運転代行費用でこちらに1万4千円かけて、300円のラーメンが80食売れれば「成功」ということになります。キッチンカーをどれだけ安く借りられるかで、その分材料費につぎ込めたりできるというわけです。本当に利益は要りません。プラマイゼロでいいです。

移動販売での単価が高い理由は、そういうのもあるんでしょうね。キッチンカーの屋台ラーメンでも600円くらい取って、餃子とかオプションつけて行かないとやっていけないのもそういうところにあるのでしょう。

私は車の免許がないので「運転代行」にお金をかけることになってしまうのですが、キッチンカーそのものを貯金で買えて、自ら運転できれば、販売のノルマも80食とかではなく、30食とかでノンビリとやることもできます。

中古のキッチンカーの購入と維持費くらいは貯金してから始めたほうがいいのかなとか考えてきました。あ、それでも車の運転だけは絶対にしませんw

とりあえず、一日あたりの原価計算は

キッチンカー 10000円
運転代行 4000円
光熱水料 1000円
麺100食 4000円
豚バラブロック2キロ 1500円
卵 500円
メンマ 500円
ほうれん草 500円
調味料 1000円
鶏ガラ、豚骨 1000円

材料費はこのくらいで100食賄えるのは経験上知っています。

他に容器どうするのかとか、鶏ガラの処理どうするのかとかありますが、そのへんは家庭ゴミ処理の範囲で、100食分くらいなら「生活費」のほうから捻出いたします。

まぁ、車代、運転代、材料費で24000円あれば一日100食は作れるという計算は十分に成り立ちます。

どこでやるのかとか、色々考えなきゃいけないのですが、そういうことを「競艇場」か「競輪場」とかでできないかなと。たぶん300円ならどんなにクソ不味くても100食は一瞬で完売すると見ています。イ●ンモールとかでもやらせてくれないかなあ。

もちろん、味の方は保証します。クソ不味いということは有り得ません。で、ラーメンって「高級食材」を使うから美味いってことは決してないと思ってます。

ちなみに、私の作るチャーシューは歯ごたえがあります。トロトロなのは決して作らないし、基本的に「アンチふわとろ
」ですw
で、たぶん外国産です。それでも美味しく作ることはできます。


煮卵も個人的には半熟は好きじゃないのですが、こちらは要望あれば半熟にしてもいいと思っていますw

スープは飲み干していただくように、濃さは調整いたします。なので追加のタレは用意しようと考えています。

そしてあとは麺。ラーメンは麺が美味くないとダメかと。100食4000円で仕入れられるかどうか。製麺機買って自家製麺しようかとかも視野に入れますが、製麺機も小型の中古で30万くらいするのかなあ。最新式の300万くらいのやつは凄く良さ気で、それを導入するだけで人気店になれますから、お金持ちの人でラーメン屋始めるのであればオススメですw

とまあ、そんな構想を抱きつつ、現在は介護の仕事に全力を尽くす今日この頃でございます。

今回はここまでとします。

GOOD LUCK 陽はまた昇る
くずぼしいってつ

2021年11月30日 12時26分